Roam Researchの原稿をRoam42を使ってWordPressにスムーズに投稿する方法

Roam-wordpress連携 Roam Research

こんにちは、さとりんです。

この度はブログにお越しくださりありがとうございます!

この記事ではRoam Researchを使って書いた原稿をワードプレスにスムーズに連携させるためにどのようにRoam42を使ったら良いか、について解説していきます。

例えば、Roam Researchを使ってこんな感じで原稿を書いたとします。

Roamテスト原稿

Roamテスト原稿

Roam Researchはアウトライナーなので、ブレット形式で記事を書くことができます。もちろん表示を消すことはできますが、非表示になるだけでブレット形式が崩れるわけではありません。

この時に多くの方は(私も最初は)、上記の原稿をそのままコピーしてワードプレスに貼り付けますよね。するとこんな感じになります。

Roam原稿そのままの場合

Roam原稿そのままの場合

この状態だとカッコ悪いので、表示されているブレット「・」を全部消す必要があります。

一度だけとか、数が少なければマニュアルで消すこともできますが、ブログって何十、何百と記事を書くわけなので、その度にこの作業をしていたら非常に効率悪いですよね。。。

私も初めてRoam Researchで原稿書いてWordPressに原稿を入れたときに、結構がっかりしたのを覚えています。しかし、この現象に対する解決方法はあります。このブログでも記事を書いている「Roam42」の機能を使えば解決できます。

  • これからRoam Researchをあらゆる場面で使いたい!
  • ブログ原稿もどんどんストックしておいて、自分の知識のリンクを深めたい!

と思っているのであれば、今回の記事はお役に立ちます。ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

この記事では、主に以下のことを解説していきます。

  • Roam42のConvert機能を使ってWordPressに連携する方法
  • Roam42をインストールする方法
  • Roam42のConvert機能と使い方
  • なぜRoam Researchで原稿を書く必要があるのか

今回のやり方を理解して実行すれば、スムーズに一発で以下のような投稿にコンバートできます。

出来上がりイメージ

出来上がりイメージ

では早速スタートしていきますね。

Roam42のConvert機能を使ってWordPressに連携する方法

手順としては、以下の2ステップになります。

  1. Roam42をインストールする
  2. Roam42のConvert機能を使う
  3. WordPressに投稿する

Roam42をインストールする方法

まず最初のRoam42のインストール方法についてです。インストール方法については以下の記事に詳しく解説していますので、詳細を確認したい方はご確認ください。

RoamJSの目玉ツールRoam42の活用方法とインストールのやり方
こんにちは、さとりんです。 ブログにお越しくださりありがとうございます! この記事ではRoamJSのたくさんの機能ツールの中で一押しであるRoam42について解説していきます。というのも、Roam42はもともとRoam Hack...

簡単にご説明すると以下の通りです。

  1. Roam42のインストールページにいく
  2. Installationの「COPY EXTENSION」をクリックする
  3. Roam Researchの任意のページに貼り付ける
  4. “Yes, I Know What I’m Doing”のボタンをクリックして有効化する

というステップです。やってみると意外に簡単ですので臆せずやってみてください。

次にConvert機能の使い方です。

Roam42のConvert機能と使い方

Roam42 Converter

Roam42 Converter

Roam Researchの右上にあるRoam42のメニューを開くと、上記のようなプルダウンが表示されますので、「Converter」をクリックするか、「Alt+m」のショートカットでConverterを起動させます。すると以下の画面が表示されます。

Converter display

Converter display

デフォルトだと「Text with space indentation」というフォーマットになっているので、ここを「HTML after Markdown Flattening」に変更します。

format changed

フォーマットを変更する

最後に、<h1>のしたから</body>の間をコピーします。

copying html

ブログ本文をコピーします

これでRoam Research側の作業は完了です。次にWordPressに投稿する作業になります。

 

WordPressに投稿する方法

ステップは非常に簡単です。

  1. タイトルを入れる
  2. ビジュアルエディターをテキストに変更する
  3. コピーした原稿を本文に貼り付ける
roam into wordpress

WordPressへの投稿の仕方

まず、ブログタイトルはコピーしていませんので、個別にタイトル欄に入力してください。その次に、通常はビジュアルエディターになっているエディターモードをテキストに変更します。最後に、Roam Researchでコピーした原稿を本文に貼り付けるだけです。

completion

WordPress投稿完成の図

以上がRoam Researchの原稿をスムーズにWordPressに連携させるRoam42の使い方でした。書いていて思うのは、全然難しくない、ということです。

理想を言えばボタン一つでワードプレスに連携してくれることですが、将来的には実現してくれると期待しつつも現状ある中で対応すべきと考えます。特にRoam Researchはファン層の開発力がめちゃくちゃ高いのでRoam42のような有志が作ったツールで対応できるようになっていますし、今後も品質の高いツールが無償で提供される可能性も高いです。

その辺はRoam Researchを使っていく上での一つの楽しみと言えなくもありません。

なぜRoam Researchで原稿を書く必要があるのか

さて、最後になぜRoam Researchで原稿を書く必要があるのか、という疑問にお答えしておきたいと思います。というのも、WordPressブログの原稿を書くだけであれば、そもそもWordPressに直接書けばいいですし、ツール類を使うにしても、UlyssesやMarsEditのようなWordPressと連携するツールがあります。

それらを差し置いてRoam Researchを使う意味は何か。私が考えるのは以下の点です。

  • 書いたデータは属性やキーワードで再利用可能
  • 過去に書いた記事同士を繋げて新たな記事を創出できる
  • 読んだ本や学習したオンラインコースのノートから記事ネタをすぐに連携できる

そもそも、Roam Researchは第二の脳と呼ばれるように、記述したデータをキーワードごとに結びつけて連携させることを目的としています。単なる整然としたノートというより、過去にメモした内容をすぐに呼び出すために、繋げるために作られたアプリです。

であれば、記事をRoam Researchにストックしておくことにより、自分自身の思考の変遷を確認することもできるし、忘れかけていたアイデアと結びつけて新しいサービスや商品を作り出すこともできるかもしれません。

さらに、ブログ記事だけでなく、読んだ本、学習したコースで使えるアイデアをすぐに引き出して記事に引用したり、まとめ直したり、様々な活用法も可能なわけです。

そう考えるとディレクトリ型のノートアプリやツールを使うより、Roam Researchを使った方が10年経った時の差が大きくなるのではないでしょうか。

そんな思いで私はRoam Researchで原稿を描き続けています。

まとめ

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。この記事では、

  • Roam42のConvert機能を使ってWordPressに連携する方法
  • Roam42をインストールする方法
  • Roam42のConvert機能と使い方
  • なぜRoam Researchで原稿を書く必要があるのか

について解説していきました。リモートワーク時代となり、WordPressで記事を書く人が増えたのは間違いありませんが、せっかくだったら効率よくライバルに差をつけるようにRoam Researchでブログ記事を貯めて行っていただきたいですね。

ではでは!

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